逆上がりは出来る子はスッとできるのに、出来ない子はなかなかできませんよね。
娘もそうでした。
私は10歳、8歳、6歳、2歳の4姉妹の母親をしているのですが、
6歳の三女がなかなか逆上がりができませんでした。
長女と次女は私が見ていない間に幼稚園で出来るようになっていて、
逆上がりの練習とは無縁だったのです。
なかなか逆上がりが出来なかった三女が2週間で出来るようになった方法を紹介したいと思います♪
もし、お子さんが逆上がりができなくて、どうやって練習すれば良いの?どれくらいで出来るようになったの?など疑問に思うことを、
体験談をもとに紹介したいと思います。
逆上がりの練習
まず、三女は6歳で幼稚園の年長さん。
三女の特徴は、運動が苦手で、絵を描いたり、工作が得意。
逆に長女と次女が幼稚園児のときは運動が大好きでそして活発、毎日は走り回っていました。
先ほども書いたように長女と次女は逆上がりを教えたことがありません。
きっと幼稚園で遊んでいるうちに出来るようになったのだと思います。
ここの違いも、逆上がりの得意と不得意で分かれるのだな~と実感。
練習のきっかけ
元々、運動が苦手なので、鉄棒をしようとも思っていなかった三女(笑)
ですが、娘の幼稚園では、毎年運動会で、平均台やなわとび、フープ、鉄棒と一通りする障害物競走があるのです。
私自身、三女は運動が苦手だったので、鉄棒はできないと諦めており、そこまで深くは考えていませんでした。
ですが、三女は諦めていませんでした!
運動会の1週間前に『逆上がりができるようになりたい!』と強く言ってきたのです。
きっと運動会の練習を幼稚園でもしていて、逆上がりができなかったのが悔しかったのでしょう。
毎日練習の日々。
娘が諦めないなら、母としても絶対成功させてあげたい!と思うのが親心(笑)
そこから出来る限り公園に行き、日々逆上がりの練習をしていました。
(本当は毎日でも行きたかったのですが、お姉ちゃんの習い事の都合などで毎日は行けませんでした。)
まず、逆上がりの様子を見てビックリ・・・
母『逆上がりしてみて~』
娘『うん!』
( ゚Д゚)ナンジャコリャー!!!
笑っちゃダメだめだと思ったけど、足が上がらなさすぎに笑ってしまう・・・・(笑)
うん、これはできない。
さっそく挫折する母。
できると信じて頑張っている娘。
うん、出来る!(笑)
そこからひたすら逆上がりの猛練習。
実際にした練習まとめ
毎日練習し、鉄棒の教え方をYouTubeで見たり母も勉強の毎日。
そこで、なぜ娘ができないのかをまとめてみました。
○逆上がりをすることに恐怖心がある。
○腕に力がない。
○そもそも運動が苦手。
この3つが大きな課題となりました。
逆上がりをすることに恐怖心がある。
これは娘の中でも大きかったと思います。
元々、性格が臆病で、チャレンジすることが苦手なのです。
工作などのチャレンジは喜んでしますが、体を使うことは、始める前に躊躇してしまう性格。
この恐怖心が邪魔をしているんだな~と感じました。
腕に力がない。
これは元々の体質の問題か、体系の問題かわかりませんが、
腕の力がなさすぎの娘。
これは、他の子と比べても断然違いました。
そして、よく食べる娘なので、体が大きい割に腕の力が比例していないような感じでした。
「鉄棒にお腹をくっつけて」と言っても、腕の力がないため上がるときに腕が伸び切ってしまうんです。
そもそも運動が苦手。
これはもう諦めるしかありません(笑)
運動が苦手な子が急に好きになるわけがないので、練習あるのみとして再開!
できない理由はこんな感じだと思います。
では、どうすれば出来るようになるのか、私が実践した作戦をご紹介。
私が実践したこと。
私が実際に実践したこととをまとめました。
◎腰を支えてあげる。
◎魔法のタオルを使う。
◎褒めまくってモチベーションを上げる。
◎適度に休憩をする。
◎YouTubeで逆上がりが出来る子の動画を見せる。
腰を支えてあげる。
毎日1人で逆上がりをしても、絶対できないと実感した私は、
せめて腰を支えてあげて、とりあえず逆上がりをさせてあげました。
始めた逆上がりを怖がっていた娘もこれを何十回としている内に感覚がつかめてきました。
魔法のタオルを使う。
これは逆上がりができない子が実践するのに利用している親御さんも多いですよね(*^^*)
もちろん、魔法のタオルではなく、普通のタオルです(笑)
ですが、子供には魔法のタオルと言った方が、自信が付くようになります!
最初はコツがわからなくて、タオルを使っても逆上がりができなかったのですが、
一度コツをつかむとどんどんできるようになりました!
0回→1回はとっても難しいけど、1回→10回は数分でできるようになります。
まず1回できるように、頑張ってみてください♪
タオルを使うと、
『いっせーのーでっ!』
魔法のタイルを使うと、ぐるんぐるん回れるようになり、娘も鉄棒が楽しくなるようになりました。
褒めまくってモチベーションを上げる。
これは結構個人的にすごく大事にしていて、
できない→自信をなくす→もうやらないという流れになってしまうので、
少しでも、足が上に上がったら
「すごいやん!できるやん!え、めっちゃすごいやん!」
と大げさなように褒めまくってました(笑)
少しでも、ほんの少しでも、足が上がったら上がっていなくても(笑)とりあえず褒めるを心がけ、
「自分はできる」ということを自覚させていました(^^♪
これでも出来なかったときは、本当に挫折しそうになりましたが(≧▽≦)(笑)
そんな時は、
適度に休憩をする。
これは、親子ともども大事!!
出来なさ過ぎて、ブチ切れそうになったら休憩をする(笑)
親も人間。
ついついブチ切れしたい気持ちがあります(笑)
ですが、子供はまだ幼稚園児。小学生の子も一緒です。
わが子が集中力なくなってきたのってだいたいわかりますよね(*^^*)?
しかも、鉄棒があるのはほとんど公園で、周りの子は楽しく遊んでいるのに、
絶対自分も遊びたいという思いはあるはず。
ですが、その気持ちを抑えて、練習を頑張っています。
なので、5分でも10分でも一生懸命練習をしたなら、自由時間をあげて気持ちの切り替えをさせます。
同じように私もこの時に気持ちの切り替えをしています♪
10分ほど遊ばせたら、
気持ちの切り替えもできているので、また意気込みが激しくなっています(笑)
YouTubeで逆上がりが出来る子の動画を見せる。
口で言っても、なかなか実行するのは難しいものです。
なので、YouTubeなどで、逆上がりをしている子の動画を見せて脳内シミュレーションをさせていました。
ここで、娘も
「あ、足がここにある!」や「手はここのほうがいいかな?」など発見を見つけ、
自分もできるようになるという気持ちにさせていました。
「見てると簡単そうやねんけどな~」という娘。
たしかに(笑)
そんな日々を過ごし、いよいよ運動会前日。
最後の練習をしに、公園で練習をしていたのですが、
なんと娘の手に豆ができてしまいました・・・(´;ω;`)
痛いけど練習したい、練習したいけど手が痛いという気持ちが交差し、
なかなか練習ができませんでした。
この日は、練習を諦め、結局逆上がりは1回でも出来なかったけど
1週間も頑張ったので、明日の運動会は一生懸命頑張ろう!と伝えました。
1週間、嫌がらず練習を頑張った娘を褒め、運動会当日。
運動会当日
幼稚園生活、最後の運動会。
ダンスやリレーなど頑張り、いよいよ鉄棒がある障害物競走。
結果としては、できませんでした。
補助付きで逆上がりをしたのですが、練習をしていないときよりスムーズにできていて、
思わず補助がなくても、逆上がりできそうじゃない?と思わせるような逆上がりでした(*^-^*)
そして、運動会が終わって1週間が経ちました。
幼稚園のお迎えに行くと、
「ママ―!!!!!!!!」
と走ってくる娘!
「逆上がりできた逆上がりできた逆上がりできた逆上がりできた・・・・∞」
と、満面の笑みで教えてくれました!
私も驚き疑いながら、先生に「本当ですか?」と(笑)
すると、「本当です、本当です!すごかったですよ~!」と先生がスマホで撮影してくれた動画を見せてくれました。
本当に逆上がりをしてる娘の動画が・・・。
とてもビックリしましたが、とっても嬉しくなりました(*^^*)
あれだけ頑張ったもんねー!
本当の姿で見たいので、公園に行きました!
娘「見ててやー!!!」
母「うん!!!」
できません(笑)
娘「あれ?(笑)」
母「???(笑)」
ここから何回もチャレンジしますが、1回もできませんでした(爆笑)
ですが、この日から幼稚園では毎日できるようになったのです。
なんならお友達にも教えるようになったようです(笑)
公園では出来ないけど幼稚園ではできる逆上がり
不思議なことに、公園ではできない逆上がりですが、幼稚園ではできる逆上がり。
公園と幼稚園の違いを聞いてみると、娘曰く、
幼稚園の鉄棒は公園の鉄棒より低いのだそうです。
たしかに、幼稚園の鉄棒は低いうえに、下に落下防止用のマットがあるので、
手の位置が公園の鉄棒より低い位置にあることがわかりました。
これにより、
腕の力がなくても、自分を持ち上げる負担が減り、逆上がりができたということになったようです。
最後に
どうでしたか?
何にも特別なことはしていなくても逆上がりができた三女のお話。
運動会までの1週間では、できるようにはなりませんでしたが、
公園で毎日頑張っていたおかげで、幼稚園の少しの時間で逆上がりができるようになった娘。
その期間2週間!
運動が苦手で、逆上がりに恐怖心があった娘のわりに、とても短期間でできるようになったと思います。(親ばか?(笑))
何より、娘の『できるようになりたい!』という強い気持ちが成功に繋がったと思います。
もし、逆上がりができないお子さんがいて、この記事をみて少しでも参考になれば幸いです。
お子さんも、親御さんも練習を頑張ってくださいね(^-^)fight!!
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